バンクーバーの中華街は、平日だからか人もあまりおらず、
曇った天気のせいか、殺伐としているように見えました。
中華門を入って1ブロック先、右手にある、
ギネスブック公認の「世界一薄いビル」。
★Sam Kee Building
写真、右側の、色が濃い部分だけです。
奥行きは178cmとのこと。
<「ロンリー・プラネット バンクーバー版」より>
ある実業家が市当局を見返してやろうとした結果、
こんなやせ細ったビルが誕生したのだという。
サム・キー商会のオーナーであるチャン・トイ氏は1906年、
この場所に土地を買ったが、1926年のペンダー通り拡張工事に伴い、
彼の地所は幅1.8mの帯のような区画を残して残らず接収されてしまった。
市の役人への当てつけに、トイ氏は建設を敢行し、
かくて一風変わった住居が建ったのだという。
正面から見るとこんな感じ↓
奥の壁が鏡貼りになっていて、
狭く見えないような工夫もされていました。
隣のビルが接触しているので、探して歩かないと、
それと気づかないようなさりげなさです。
私たち以外にも、交差点の向かい側から写真を撮る観光客もいて、
下手な施設より、集客力があります。
中華門。
ちなみに、中華門は英語でMillenium Gate。
中華街の見所としては、
他に孫文記念庭園という中国風の庭園があるのですが、
入場料が大人ひとり$10。
「庭園入るのに$10も払いたくない」と言われ、、、
結局中華街のなかには足を踏み入れずに、
そのままギャスタウン(バンクーバー発祥の地)へ歩くことにしました。
($10なら、そんなに高くないと思うんだけどなあ…)
2009年11月27日金曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿