2013年2月28日木曜日

英語を学んだことによる日本語への弊害

つい最近気付きました。
日本語で文章を書くときに、無意識に接続詞を使用する頻度が増えていました。


日本語は、あまり接続詞を使わない言語だそうです。
(「でも」、「しかし」、「だって」、「ところが」、「そして」…などの接続詞)
日本語では、行間を読ませたり、
雰囲気を読ませたりする方が良いのかもしれません。
言葉で直接伝えるのではなく、「空気を読む」のが好きな民族ですし。

逆に、英語は接続詞を使用する頻度が高いです。

例えば、

「SV, SV」(「主語術語、主語述語」)は英語ではNG。

「SV, and SV」.(「主語述語、接続詞+主語述語」)という文章にしなければいけません。


で、何が言いたいかというと、
英語で文章を読み書きするようになってから、

日本語を書くときも無駄に接続詞を使うようになってしまったんです。

夫に指摘されて、気付きました。
「無駄な接続詞が多い」だそうです…。
文と文の間に、何か置いておかないと不安になってくるんですよね^^;

今の仕事は日本語で文章を書くことが多いのですが、
自分の書いた文章が正しいのか間違っているのか、
不安になることが増えました……。
がっくり。


2013年2月27日水曜日

sudokuの発音は「スドク」

日本で育ち、20代で渡米し、在米25年以上で
現在はアメリカ市民権を取得したという方のお話を聞いたときに、
少しビックリした言葉。

「趣味はスドクです。」(←このとき、日本語でしゃべっています)

スドク?
スドクって何だろう? 特別な朗読方法だろうか? 「素読」とか書きそう。
素の自分で本を朗読するのかな。でも素の自分って何だろう。

その方が話を続けている間、私は話の本筋そっちのけで、
5分くらい考えていました。スドク…スドク…

スドク…
sudoku…

ああ!

「数独」か!!!!!

「数独」は英語で「sudoku」ですが、発音は「スドク」なんですね。
「スウドク」でも「スードク」でもなく。

なるほど~、英語生活が長いと、「数独」は「スドク」になるのか~。
などと、一人納得していました。

ちなみにその場にいた日本人の方々は、スドクに何の反応も示しておらず、
スドクが気になったのは私だけのようでした。

英語が堪能な方にとって、「数独=スドク」というのは、当たり前なのかもしれません。。。

あ、ちなみに私、数独大好きです。



2013年2月23日土曜日

つわりの吐き気を軽減してくれるシーバンド(SEA BAND)

SEA BAND(シーバンド)





助産婦の先生に教えてもらった便利グッズです。

酔い止め効果があるリストバンドですが、
つわりの気持ち悪さにも効果があります。
劇的につわりがすっきりするわけではありませんが、
つわりが辛いときは、藁にもすがる思いですよね。


なぜSEA BANDという名前かというと、
海で船に乗るときの船酔いを防止してくれるバンドだからです。

腕時計を付ける場所の付近に、腕の吐き気をやわらげるツボがあるらしく、
そのツボを押すようにこのバンドを装着します。

私はつわり中、ずっとこのシーバンドをつけていました。
吐き気などが軽減された気がしました。

上記リンクに貼り付けた布っぽい素材のものとプラスチック製のものがありましたが、
私はプラスチック製のものはだめでした。
装着中こすれて、みみず腫れができてしまいました。
布っぽい素材がオススメです。

薬を飲まなくていいので、妊娠中の乗り物酔い対策にもオススメです。

アメリカで妊娠・便利グッズ

2013年2月22日金曜日

言葉の壁~language barrier~

ブログ、1年以上放置していました…。

放置していた間、何をしていたかというと、
自宅でフリーランスの仕事を始める、妊娠、出産、引越、など……。
いろいろありました。

日々、いろんなことが起き、ブログに書けそうなネタはたくさんあります。 
でも、目まぐるしく過ぎていく毎日で、
なかなかゆっくりブログを書こうという時間がとれないんですよね……。

暇で時間を持て余すよりは良いかもしれませんが。

そんな中、急にまたブログを書きたくなったので、気まぐれで更新します。

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★言葉の壁を感じるとき

3年以上暮らしていても、英語のコミュニケーションには壁があります。
「言葉の壁」は、英語で「language barrier」というらしいです。
特に、電話。

保険会社や病院とのやりとり、その他、お金が絡むことは特に緊張します。
こちらが失言すると、不利な方向に話を持っていかれる可能性もあります。

オペレーターになまりがあったり、ボソボソ話す人だったり、 やたら早口な人だと、
全然通じなかったりします。 

数日前も、落ち込みました。
こちらから病院に電話をしたのですが、一瞬頭が真っ白になり、 全然言葉が出てきませんでした。
用件を言うのに、何度も言い直しました。
「あ…えっと…いや…あの…」 みたいな感じで。
相手のイライラが伝わってきました。
「早く言いなさいよ~」っていう無言のプレッシャーです。

「○○部署の留守電にさっきメッセージを残したんだけど… (その内容に間違いがあったから、訂正したい)」
と、言うつもりが、
括弧の部分を言う前に、

「留守電に残したなら問題ないわよ、じゃあね」
と返されました。

いきなり「じゃあね」と言われて、
「あ。じゃあね」 としか言えませんでした。

結局、当初の目的である
「訂正した内容で留守電を残すこと」は達成されませんでした。 

あ~、なんでちゃんと言えなかったんだろう!
なんで「じゃあね」なんて言って電話を切っちゃったんだろう!

こういうとき、自己嫌悪、胃がムカムカするような気分の悪さ、心にしこりが残ります。
自分でも、その電話でストレスが溜まったのがわかっているので、
しばらく、「あーーーー!!!」「あーーーー!!!」と大声を出してみました。
これでストレスが軽減してくれればいいのですが。

数分間もやもやして、
「やっぱり英語で電話なんてかけたくない…電話大嫌い…」とかモゾモゾしてました。

でも、考え直すことにしました。
私の夫は英語の電話が大嫌い。かけない。いつも私にかけさせます。
夫がかけないといけない電話でも、私にかけさせて、「本人じゃないと話せない」とか言われて、
結局私が困るだけだったりします。

だからこう思うことにしました。
夫もかけられない電話を、私は頑張ってかけている。
うまく伝えられないこともあるけど、3分の2くらいの割合で電話は成功するし、意思疎通ができている。

電話をかけることすらできない人に比べたら、私はなんて偉いんだろう!!!!
自分で自分をほめまくることにしました。(口には出しませんが、あくまで心の中で)

あ~偉い。
あ~偉い。
なんて偉いの。私ってすごい。

そうしたら、少し心が軽くなりました。

「○○が出来なかった」というマイナス評価ではなく、
「○○が出来た」というプラスの評価をすれば、多少は心が軽くなるようです。
(上記の失敗の電話をする前に、別件で英語の電話をかけていて、そちらはなんとかなったので)

3年前まで、英語で電話なんて出来なかったんだし~。
ていうか、英語しゃべれなかったんだし~。
高校の時の英語のクラス、一番下のレベルだったし~。
しかも私、ただの主婦だし~。
普段しゃべる相手は、1歳にもなってない赤ん坊だし~。
なのに、電話かけたね、偉いね、頑張ったよね~。

と、自分で励まし。

渡米して最初の1年くらいは憂鬱なことが多かったです。
日常の些細なことで悲しくなったりするし。
2年目~3年目で多少自信がついてきたかな?と思いましたが、
今回この電話で、こんな些細なことで、またガラガラと自信が崩れ去っていくのを感じました。

もともと英語好きだったり英語得意な人は別だと思いますが、
普通の日本人がいきなり海外に住むとなると、
こういう経験を多くするんじゃないかなと思っています。


★★ちなみに★★

優しく親切な人というのは、何も言わなくても、
こちらが英語が苦手だということはすぐに察してくれます。
ゆっくり話したり、簡単な言葉を使ってくれます。
その後の対応も、【比較的】信頼できます。

早口だったり、ボソボソ話す人は、結局のところ、
相手の立場で物事を考えられない人だと思います。
こちらが「ゆっくり話して」とかお願いしても、何も変えません。
基本的に仕事が出来ない人のようで、そういう人とは意思疎通をしようとしても、
結局無駄骨だったりします。
(お願いしたことも結局やってもらえなかったり……)

これは、言語に関係なく、人格の問題と言えますね。

でも、平均的な日本人のカスタマーサービスの品質とアメリカの品質を比べたら、 
雲泥の差であることは間違いないと思いますが。
(電話の対応が良くても、お願いしたことをやってもらえないことが多々あります。
日本の基準で考えていると、「なんでこんなに仕事できないの!」って、驚きます)