2010年7月5日月曜日

本:チェ・ゲバラの遥かな旅

キューバに行って、「チェ・ゲバラは有名らしい」ということを
恥ずかしながら初めて知り、
何かしら彼について学んでみようと思い
とりあえず一冊読んでみました。




ノンフィクション作品です。

作品自体の完成度としては
チェ・ゲバラやキューバ、
アメリカの対南米政策(※)に対し全く前知識が無いと、
この本だけで完全に理解し、楽しめるかは微妙なところ。


ですが、チェ・ゲバラについて興味があり、
彼の一生を文章で追いかけてみたいと思う人には
手頃な本だと思いました。

著者の戸井十月さんは、ゲバラが通った道のりを
忠実にご自分で旅行されているようです。
それに基づき文章を書いている“努力”には好感が持てます。

こういった本を先に読んでいたら、
もっとキューバに長く滞在したいと
思えていたかも…。

チェ・ゲバラの遥かな旅 (集英社文庫)


※アメリカの対南米政策について、ちょっとだけ下記の本に載っていました。
こちらは“アメリカ”に興味がある方におすすめです。

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