いやーおもしろかったです。
上下巻、ぶっ通しで読んでしまいました。
・比較的古い作品なのに、古さを感じさせない。2010年でも自然に楽しめる。
というのが、一番大きい魅力かもしれません。
無駄なものがなく、ぐんぐん読める感じ。
読んでいて三浦綾子さんを尊敬しました。
登場人物はうまく記号化されています。
憎らしかったり、魅力的だったり。
・一部キリスト教のお説教的な物が入るのは
三浦綾子さんの個性と思って受け止めたいです。
オススメ度:★★★★★
オススメ層:老若男女
上下巻セットで揃えてから読み始めることをオススメします。
上巻読み終わった後、続きが気になって仕方がなくなってしまうはず。
※
最後の最後にどんでん返し的な要素が入るのですが、
「人間の原罪」をテーマにするなら、
どんでん返さないシチュエーションの方が良かったのでは、
と思ったりもしました。
2010年8月17日火曜日
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