睡眠の質を上げるサプリメントもあります。
今回は寝つき用サプリメント。
(目覚めを良くするサプリメントは、次の機会に。)
★寝つきを良くするサプリメント:メラトニン
初めてアメリカで発売されたのは1993年。メラトニンは、人間や動物、植物ももともと持っているホルモン成分で、
睡眠を促す効果があります。
このサプリメントは、それを自分から飲むことによって、
「睡眠を促す」わけです。
1mg、3mg、5mgと種類があります。
写真はうちにあるメラトニン(の一部)。
メーカーが違えば、つくりも違います。
オレンジのは粉末が入ったカプセル。
紫のは錠剤。
赤のはすごく小さな錠剤。
ちなみに、怖くて飲んでいませんが、
液状のものも売っています。
大体1瓶$10前後ですが、この前たまたま安売りを見かけ、
2瓶で$5なんて時もありました。
セールの威力はあなどれません。
私は3mgを普段飲んでいますが、
夫は「3mgだと次の日起きれない」と言うので1mg。
このmg数の違いは何かというと、経験上、「効き目時間の違い」だと思われます。
寝つきに関してだけ言えば、そんなに違いは無いかも。
また、粉末状、タブレット(錠剤)状の違いも殆どありませんが、
なんとな~く、粉末状の方が効きはじめるまでの時間が短い気がします。
とはいえ、タブレットの良いところは、
「半分だけかじる」などフレキシブルに使えるところ。
3mgのものを買って、半分だけかじって寝れば1.5mgです。
5mgはかなり特別な日用。
例えば長時間のフライトでずっと寝ていたいときなど。
普段飲む場合は、自分に合う容量を見極めるのが大事です。
次の日早起きしなくても良い日を選んで、試してみるのが良いかもしれません。
夫も私も、以前は睡眠薬を使っていましたが、
夫がアメリカでメラトニンを買ってきて以来、ここ1年ほどずっと
睡眠薬を使わずに済んでいます。
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【副作用について】
なんとなく気になって調べてみました。
日本語のウィキにはこのような副作用が載っています。
* 悪夢
* 低血圧
* 睡眠障害(昼間に飲むなど服用時間を間違えると概日リズムを乱す)
* 腹痛(多量に飲んだ場合、吐き気などの原因になる)
*専門家の指導が無い限り、14歳以下の子供、妊娠を希望する女性、
妊婦、授乳中の女性は使用しないことが勧奨されている。(※要出典)
→とりあえず、昼に飲まないとか、大量に飲まないとか、
常識的な使用方法をしましょう。
→私も妊娠したくなったら服用をいったんやめようと思います。
比較として、英語のウィキからも引用。
Melatonin appears to cause very few side effects
in the short term, up to three months,
when healthy people take it at low doses.
(略)
The seventeen randomised controlled trials with 651 participants
showed no evidence of adverse effects of melatonin.
The study concludes:
"There is evidence that melatonin is safe with short term use."
In most of their analyses they are able to state that
there is no significant difference between melatonin and placebo;
even the most common adverse events reported;
headache, dizziness, nausea and drowsiness;
did not significantly differ for melatonin vs. placebo.
(略)
"There is some evidence to suggest that
melatonin is effective in treating delayed sleep phase syndrome,"
and that evidence suggests that melatonin is safe
with short-term use, three months or less.
<超概訳>
健康な大人が少ない服用量で飲んだときに、
ごくたまに短期間の副作用が出ることがあります。
ただし、ランダムに選ばれた651人の被験者を使った
17パターンの実験の結果によると、
プラセボ(プラシーボとも言う。いわゆる偽薬)との違いは
全く認められませんでした。
副作用と言われる頭痛、めまい、吐き気、眠気、を訴える頻度は
偽薬と全く代わりが無かったのです。
このような、いくつかのエビデンス(科学的な論拠)により、
睡眠障害にメラトニンが有用であり、
また3ヶ月以下の短期間利用であればメラトニンは安全であるといえます。
→この日米ウィキの違いが興味深いです笑。
→ちなみに私は1年近く使っていますが、
今まで副作用を感じたことはありません。
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日本では、薬事法により、
メラトニンを製造、輸入、販売することは、認められていません。
個人の責任において輸入し、使用することはできるので、
アメリカに旅行や出張で来た方は、
おみやげ代わりに、試しに買ってみてはいかがでしょうか。
(Fred Mayer, QFC, WHOLE FOODS, TARGET, SAFEWAY,など
どこでも売っています)
このNatrolのメラトニンが
一番飲みやすくて
オススメです。
いろいろなサプリメントを見てみたいという方は、
WHOLE FOODSが一番種類が豊富でオススメです。
(サプリメントショップに行くこともできますが、ちょっと敷居が高いので)
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