2010年3月14日日曜日
本:ユダヤ人なら年金を絶対国にまかせない! オーレン・ロース著
投資について勉強を続けなきゃなあと思い、
読みました。
この本の一番売りは、
「本物のユダヤ人が書いた」という点。
日本には「ユダヤ人」と「富」が
キーワードになっている
本があふれていますが、
「そのうちの一つとして本当にユダヤ人が
関わっているものは無かった」と
この本の著者は言っています。
(私は以前、日本人が書いた「ユダヤ人大富豪の教え」も
読んだので「はあ、すみません…」という感じ…^^;)
一番大事なのは国家と個人を離して考えること。
というのがこの本のエッセンスだと思います。
確かに、日本は鎖国時代にしても、
戦前戦後にしても、政治体制と国民の生活が
密に関わってきたと思います。
だからこそ、国民が無意識のうちに国に頼ってしまう。
私も厚生労働省を全面的に信頼しているわけではないけど、
年金はちゃんと払っている。
破綻しないでほしいな~と思いながら。
第一章でそういった資産に対する意識面について述べ、
第二章、三章でオフショアなどを利用した資産管理を軽く説明し、
第四章では今流行り(?)の金への投資について書いています。
とりあえず、私に今できることは、
日本円でまとまった資金をつくることと、
オフショアで口座を作るために、現地に下見に行くことでしょうか。
(特に大金を預ける場合は現地に行って確かめるのが大事とのこと)
ちなみに、「杉原千畝」についてのコラムが興味深かったです。
第二次大戦のナチスドイツにおけるユダヤ人迫害時、
「シンドラーのリスト」のシンドラーよりも多くのユダヤ人を救ったことで
ユダヤ人のなかで最も有名かつ尊敬されている日本人とのことです。
(恥ずかしながら全く知らなかった)
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