ESLの授業で、
アメリカ人の家族生活の中で、大事なものは何か?という記事を読み、
「何が自分にとって大事かグループで話してみましょう」となった。
★伝統的な価値
・Respecting one's parents : 両親を大事にすること
・Being responsible for one's actions : 行動に責任を持つこと
・Having faith in God : 神への信仰を持つこと
・Respecting authority : 権力機関を尊敬すること(authorityをうまく言えない…)
・Remaining married to the same person for life : 一人の相手との結婚を続けること
・Leaving the world in better shape : 周囲に良い影響を与えて死んでいくこと
本当はこれに加えて、"新しい印象的な価値"が5つあるのですが、
その話をする前に会話がヒートアップして時間終了。
私たちのグループはメキシコ人×2、上海出身中国人、私の4人構成でした。
すごく印象的だったのは、
メキシコ人2人とも、一番大事なものは
「神への信仰を持つこと」だと即答したこと。
日本人だと9割方そんな答えは返ってこないと思います。
ちなみに中国人も日本人と同じ感覚のようです。
そこから端を発して、話題はなぜか家族の価値から、
宗教観へとうつる。
メキシコ人「アジアンはブッダを信じてるんでしょう?」
中国人「ブッダって何?」
私「えっ…ブッダを知らないの?中国人の多くは仏教徒だと思ってた」
中国人の、しかも短大を出ている元会計士が、仏陀を知らないという…。
これにはビックリ。
とりあえず、知らないわけはないだろう…と思い、仏陀の説明をしてみる。
拙い絵も書いて説明。
そしたら、「ああ~なんとなくわかる気がする…」と中国人。
その答えに対して、メキシコ人が、
"So, you don't believe this guy?"
「つまり、あんたはこの男を信じてないのね?」(こんなニュアンスだった)
と、仏の絵を指しながら中国人に聞く。
なんていうか、仏様を"this guy"と呼ばわりするのは罰当たりな感じがして、
後でそれに気づいたメキシコ人と笑ってしまいました。
ちなみに、
メキシコ人には、仏陀の座禅姿勢が「お金を抱いている姿」に見えるらしく、
メキシコでは仏像のレプリカが、
「富を呼ぶもの」として人々に買われているそうです。
(日本における招き猫と同じような感覚)
「いやいや、あれはお金を持っているわけじゃないよ」と
一応言ってみるけれど、
聞く耳は持っていないんだろうなあ…^^;
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