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2010年11月12日金曜日

本:A PICTURE OF FREEDOM~The Diary of Clotee, a Slave Girl~ 奴隷の少女、クロッティーの日記

1859年、バージニアで働いていた
黒人奴隷の女の子の書いた日記を元に書かれた本です。
Pat McKissackという人が著者になっていますが、
日記を書いたCloteeという女の子は実在の人物で、
1939年に92歳で死去されました。 


A Picture of Freedom: The Diary of Clotee, a Slave Girl, Belmont Plantation, Virginia 1859 (Dear America Series )


ESLの課題で本を1冊読まなければいけなかったので、
適当に図書館から借りた本。
ですが、意外とおもしろかった。

・奴隷は読み書きなど、「勉強すること」が当時許されていなかった。
・なので、この日記を書いていることがもし誰かに見つかったら、
彼女は多分殺されていた。

という状況のなかで書かれたものです。
私は全然アメリカの歴史とか地理とかがわかっていないので、
1800年代に黒人が奴隷としてアメリカでどのように生きていたか、
を初めて知りました。

まだ差別が完全に消えていないとはいえ、
それでもいろんな人種が暮らし、
表面上は平等(?)に生活している現在、
私には想像がつかなかった奴隷の歴史です。

英語の本で、しかも子供向けの本ですが…
残念ながら英語初学者にはおすすめできません。

なぜなら自分で隠れて読み書きを勉強していた奴隷の女の子の日記を
「忠実」に再現しているため、「英語」としての間違いが多いからです。

スペリングや文法が間違っているため、
特に最初の方はめちゃくちゃ読みにくかったです。。。

でも、主人公Cloteeの英語は、約1年間の日記のなかで
徐々に上達していきます。
これを読んでると、
私もそのうち上達するんじゃないか…と勇気づけられもします。


2011年1月に、ハードカバーが日本で新発売されるようです↓





今すぐほしい方はこちらをどうぞ↓




最初の方は、ただの日記だし、英語めちゃくちゃだし、
「あんまりおもしろくないなあ~」と思いながら読んでいたのですが
3分の1くらい読んだところから徐々にひきこまれていきました。

アメリカ:2010年、アマゾンドットコムのトップ10は?

アマゾンドットコム(アメリカのアマゾン)がオススメする
“今年最も注目すべき本 2010年版”のリストが発表されました。


★エディターズチョイス、トップ10
確認したところ、全て小説でした。
エディターさんたちは、小説がお好き??

1)
The Immortal Life of Henrietta Lacks by Rebecca Skloot

The Immortal Life of Henrietta Lacks


2)
Faithful Place by Tana French

Faithful Place: A Novel


3)
Matterhorn by Karl Marlantes
Matterhorn: A Novel of the Vietnam Warベトナム戦争を題材とした小説です。


4)
Unbroken by Laura Hillenbrand
Unbroken: A World War II Story of Survival, Resilience, and Redemption第二次世界大戦を題材にした小説です。

5)
The Warmth of Other Suns by Isabel Wilkerson

The Warmth of Other Suns: The Epic Story of America's Great Migrationアメリカ移住者たちの壮大なストーリー。


6)
Freedom by Jonathan Franzen

Freedom: A Novel (Oprah's Book Club)


7)
The Girl Who Kicked the Hornet's Nest by Stieg Larsson

(THE GIRL WHO KICKED THE HORNET'S NEST) BY LARSSON, STIEG[AUTHOR]Paperback{The Girl Who Kicked the Hornet's Nest} on 2010

8)To the End of the Land by David Grossman

To the End of the Land

9)
Just Kids by Patti Smith

 Just Kids


10)
The Big Short by Michael Lewis
The Big Short: Inside the Doomsday Machine


他にも"the best of book 2010シリーズ"と称していろいろなリストがありました。
興味がある方はどうぞ。


★読者が選ぶ、お気に入りトップ100リスト
http://www.amazon.com/gp/feature.html/ref=pe_120700_17471430_pe_img3/?docId=1000628621

★子供向け絵本のトップ10リスト
http://www.amazon.com/gp/feature.html/ref=pe_120700_17471430_pe_img4/?plgroup=1&docId=1000628261


洋書は殆ど読まないので、
トップ10、一冊も知らなかったです...^^;

2010年6月16日水曜日

iPadアプリ:Free Books(23649冊の英語の本を無料で見よう)

英語学習者にオススメのアプリです。(無料)
23649冊のクラシック文学を読めます。


















例えば赤毛のアンとか、不思議の国のアリスとか。
アプリのダウンロード時に17歳以上かどうかを確認されたので、
子供向けではない本も含まれているのかもしれません。

もしやクラシック文学を装ったエロティック文学か?と思いましたが、
不思議の国のアリスの最初の数ページに目を通したところ、
とりあえず普通のアリスのようでした。

アプリをダウンロードした後、
読みたい本をリストから選んで、各本をダウンロードします。

ページをめくるには右上のページ数をタッチ。
一度に大量にページをめくりたいときは、
下部のバーを動かすことで、
前後に進みます。
が、非常に感度が悪いので、ちょっとストレスが溜まります。
「無料だしね…」と思って我慢します。

App Storeの無料の本をダウンロードすればいいのでは…?
という意見もありますが、
「ここに載っているものが全て無料である」という安心感があります。
(私はApple Storeで、
有料のものを間違って押して買ってしまいそうになることがあるので)

冒頭に英語学習者にお勧め、と書いたのは、
ENGLISH 101というカテゴリがあり、そのカテゴリに入っている本は
比較的やさしい英語で書かれていると思われるからです。
(読み始めてこれは無理だ…と思ったら
すぐに別のものに変えられるのもEbookの良いところです)
多読には良いと思います。
その代わり、Ebookですので、
書き込みをするような精読にはもちろん適していません。
ですので、ある程度の英文をすらすら読める必要があります。

※補足※
iPadのアプリをダウンロードするのに必要なappleのアカウントは、
国単位で居住地(正確にはbilling address、つまり請求される住所)を
設定しなければいけないため、私のアカウントはアメリカになっています。
ですので、ダウンロードできるアプリが日本と違う場合があります。

2010年2月25日木曜日

本:The World's Greatest Cities

Time Out The World's Greatest Cities (Time Out Guides)書店で見つけて、
気になったので買ってみました。
世界中の都市を、
カテゴリー別に得点をつけ、
集計した得点から算出されたランクで、
ベスト75の都市を紹介しています。
さて、注目の1~5位は?



1位: ニューヨーク(USA) 53点
2位:ロンドン(UK) 50点
3位:パリ(France) 48点
4位:ベルリン(Germany) 46点
5位:バルセロナ(Spain) 44点
同5位:シカゴ(USA) 44点
同5位:東京(Japan) 44点
※国の横の点数は、各項目を合わせた合計点。60点満点中。

まあ、そうですよね。
一位はニューヨークですよね。知名度的に。
(ここでロンドンを1位にしたりしたら、全アメリカ人が怒り出しそう)

ベルリン、バルセロナ、シカゴには
まだ行ったことが無いのでわかりません。
が、
東京の5位…!は、ちょっと納得がいかなかった。
5位は順位としては悪くないかもしれませんが、
得点に不満が。

東京の得点/10点満点中です。
ARCHITECTURE:7
ARTS&CULTURE:6
BUZZ:9
FOOD&DRINK:10
QUALITY OF LIFE:4
WORLD STATUS:8
→TOTAL:44/60

つまり、私は東京への評価を次のように解釈しました。
・ARCHITECTURE…建築物は目立った物は無いけど全体的に悪くはなくて、
・ARTS&CULTURE…芸術や文化はそんなに特出しておらず、
・BUZZ…人がたくさんいていろんなことが起こりそうで
・FOOD&DRINK…食事は最高!世界一!
・QUALITY OF LIFE…でも生活の質はかなり低いんだよね…
・WORLD STATUS…まあ政治とか金融面とか安定していて良い方だけど。
(乱暴ですが、間違ってはないはず…)

…そこで、私は声を大にして言いたいです!
QUALITY OF LIFE、4点って…!?
東京の生活の質、そんなに低いですかね?
ちなみに上に挙げた5位以上の都市のQUALITY OF LIFEは、
東京以外みんな7点以上。

さらにいえば、他に4点をとった都市は以下。
北京、メキシコシティ、ハバナ(キューバ)、モスクワ、バンコク(タイ)、
ベイルート(レバノン)、ハノイ(ベトナム)、デリー(インド)、
ジャカルタ(インドネシア)、マラケシュ(モロッコ)、ブカレスト(ルーマニア)
北京12位、メキシコシティ20位、その他の都市はそれ以下です。

東京に似たような都市で比較してみると、
12位の香港 6点
16位の上海 7点
同じ日本で唯一ランクインしているのは
28位の京都  8点

QUALITY OF LIFEの最高点10点をとったのは
9位のシドニー(オーストラリア)、20位のコペンハーゲン(デンマーク)。

確かに京都の方が質は良いかもしれないけど、
「香港よりは上でしょう~?」
と思ってしまう。(香港のみなさんごめんなさい)
もちろん香港も良いところですが。

ちなみに、このQUALITY OF LIFEの点数をつけたのは
Mercer Human Resources Consultingという会社。
http://www.mercer.com/home.htm
世界6カ国に拠点を持つHR会社のようです。
採点の基準は、
政治的安定、犯罪、経済、健康、衛生、汚染、
教育、公共サービス、交通、衣食住。
→正直、どれをとっても東京が香港より下とはとても思えない。
→また、どれをとっても他の4点の都市と同じとは思えない。

物価が高いからかな?と考えても、
そんなこといったらロンドン(6点)はどうなる…という感じですし。
※ロンドンに行った時、私は東京より物価が高いと感じました。
※ですがこの本では、物価が最も高い都市は
※1位モスクワ、2位東京、3位ロンドンと載っていました。

ただ、交通については
「車で生活するのは難しい」「満員電車がすごい」ので、
調査会社の人に「こりゃあひどい…」と、
ビックリされる位の要素はあるかもしれません。

…でもねえ…。

…と、ここで、視点を変えてみます。
東京のQUALITY OF LIFEの点を、香港と同じ6点にしてみたら、
→4位のベルリンと並びます。
上海と同じ7点にしてみたら、
→東京4位。ベルリン5位。バルセロナとシカゴは6位以下に。
京都と同じ8点にしてみたら
→パリと東京が同点で3位。

「…ふむふむ。これは美しくない」
と、審査員は思ったのではないか。
ニューヨーク、ロンドン、パリは不動のベスト3。
ここに、大した建設物も、芸術も文化もない東京にやってこられては困る。

そうそう、だからQUALITY OF LIFEを低くしてみたわけです。
点数操作のために…!

と、そんなことを考え、
「組織票だよ!組織票だよ!」と、夫に訴えてみたところ、

「どうでもいいんじゃない」

とのお言葉。
ええー…一緒に東京万歳しようよ~…東京の味方しようよ~… 。

……。


…まあ、そんなこんな邪推を勝手にしつつも、
「FOOD&DRINKが10点なのは75都市中、東京のみ」
という評価には大いに同感。
※東京と同じくらい食が充実している都市を知ってる方いたら、
ぜひ教えてください。行ってみたいです。
















「ロンドンのFOOD&DRINKが9点っておかしくない?」とか
「ブラジルのARCHITECTUREが10点って、何があるんだろう?」とか
言いながら眺めてると楽しいです。

2010年2月14日日曜日

旅行記:2010年2月オレゴン州ポートランド(シアトルから日帰り) 1

バレンタインデーに、オレゴン州のポートランドに行ってきました。
シアトルから車で片道約3時間。日帰りできました。
(本当は一泊二日する予定だったのですが、
夫が「2日もいたら飽きる」とごねたため、急遽日帰りに…)

写真:適当にとった街並み。
(個人的に、シアトルのダウンタウンと殆ど変わらないと思いました;)

ポートランドがあるオレゴン州の見所は何か、
というと
・オレゴンコースト
・コロンビア峡谷
が挙げられます。
どちらも、ポートランドのダウンタウンからは
車で1.5時間はかかるので、シアトルからの日帰りは難しいです。

ですので、今回はポートランドのダウンタウンのみを
観光することにしました。

ダウンタウンを中心としたポートランドの見所は何か?
というと、「レストラン」でしょうか。
全米の都市の中で、
人口に対するレストランの数が最も多いのだそうです。
つまり、「グルメに対するこだわりが高い」という仮説。
(人口が少ないのか、レストランが多いのかは微妙なところ…)

というわけで、食を中心に調べていきました。

朝6時くらいに家を出ました。
ポートランド近辺に着いたのが9時半くらいでしょうか。

ダウンタウンの中心地から少し離れたLloyd Centerという
ショッピングモールが大きいと聞いて
まずそこに向かったのですが
朝早すぎたため、店が開いていない…。
モール内には大きなスケートリンクがあり、
家族連れがスケートを楽しんでいました。
(写真を取り忘れた)

どうしようもないのでLloyd Centerを後にして、
朝食を食べに行きました。
パニーニのサンドイッチがおいしいというベーカリー、
Pazzoria Bakery & Cafe。
イタリア系のカフェです。

が、残念…!
サンドイッチは昼からだそうです。




なので
パンとコーヒーを
食べました。

パンは
まあまあおいしかったです。
及第点でした。







※写真:店内、外観、看板

店内には、ポートランドのガイドブックを持った人が何組かいました。
旅行者に人気のお店のようです。

カフェの隣に同じ名前のレストランが並んでいます。
ゆっくり食事をされるならレストランも良いかもしれません。

★Pazzoria Bakery & Cafe
621 SW Washington St
Portland, OR 97255
(503) 228-1515



次に、Powell's Books。
全米最大規模の本屋さん。
何が特徴かというと、1ブロックをまるまる使って、
倉庫のような建物の中に本屋さんがあります。

左の看板は入り口の一つ。
周辺にカスタマー専用の
駐車場もあります。
背の低い倉庫のような建物が
1ブロックにわたって
つながっています。




便利なところは、
新品と中古が同じ場所に置いてあることでしょうか。
例えばロンリープラネットが欲しいと思って
旅行の棚に行くと、
最新版の新品はもちろん、
少し古い版の中古品も一緒に置いてあります。

高くても綺麗なものが欲しいのか、
とりあえず安く1冊手に入れたいのか、
など値段を見比べて自分の用途に合わせて買えます。

ちなみに外国語の本のコーナーもあり、
日本語で書かれた本も売っています。
日本語の本はほぼ全て中古品です。
ポートランドに住んでいる日本人の方が不要品を
売っているのだと思われますが、
品揃えに偏りがあっておもしろかったです。
(ある作家のものだけいっぱいあるとか、
格闘技に関する本が多かったりとか)

洋書のJAPANコーナーには、こんな本もありました。

『プリンセスマサコ』
ざっと目を通してみましたが、


「王子様と結婚して、王室に入る」
彼女はまるでシンデレラのようだ。
だが、果たしてシンデレラのように
ハッピーエンドで終わるのだろうか?




と、皇室のあり方やマサコさんの苦しみなどを
書いているようでした。
洋書で出版すれば、日本内部の圧力とかは少なそうですし
日本語の本より歯に衣着せずに書いているかもしれません。

ちなみにこの本のすぐ近くに、
『新宿3丁目の楽しみ方』みたいな本が並んでいました。
その並び方に疑問を感じつつも、
日本の水商売はやはり需要が高いんだなあ、と思いました。

私は本が好きなのでこの本屋は楽しめました。
が、よくよく考えてみると、
例えば、池袋のジュンク堂も十分大きいよね??
と思いました。

また、東京で大きな本屋というと、
ビルを複数階使っていることが多く、自分の欲しいものを求めて
好きな階に移動しやすいのですが、
このpowell's booksでは、1ブロックを使っている分、
いろんなジャンルの本を買うためにはかなり歩く必要があります。
というわけでかなり疲れました。
観光で、「アメリカで大きい本屋ってどのくらいだろう」と一見するのには
良いかと思います。

★Powell's City of Books
1005 W Burnside St
Portland, OR 97209
(503) 228-4651 
※Powell's Booksはポートランド市内に何軒かあります。